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半世紀以上にわたって東京・上野と金沢を結んできた寝台特急「北陸」と急行「能登」が、12日夜発の
列車で運転を終える。「撮(と)り鉄」と呼ばれる撮影目的の鉄道ファンの一部によるトラブルが
相次いでいることから、JR側は「厳戒態勢」で臨む。
最終列車は上野、金沢両駅を12日深夜に発車し、翌13日早朝に到着。上野駅には先月下旬から
平日約200人、土日約300人のファンが詰めかけ、「最後の雄姿」をカメラに収めている。JR東では、
出発の際に上野駅だけでホームに約40人の駅員や警備員らを配置して警戒に当たる。新幹線と違い、
一般の線路を走る列車だけに、沿線での警戒も強める。
大阪府と滋賀県で2月、人気のお座敷列車「あすか」撮影目的とみられる不審者が線路内に立ち入り、
大阪府では運休や遅れで約1万3千人に影響した。府警は鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑
での立件を目指している。
首都圏でも撮り鉄による事故やトラブルが後を絶たない。2008年11月には、神奈川県茅ケ崎市の
JR東海道線の踏切内で、寝台特急を撮影していた男性が貨物列車にはねられ死亡。今年1月には、
JR京浜東北線で209系車両が最終運転した際、一部のファンが一般の乗客の乗車を妨げる騒ぎがあった。
500系新幹線が東海道区間を最終運転した2月28日には大きな事故はなかったが、約1500人が
詰めかけた東京駅のホームでは、一部が転倒したり、柵(さく)から身を乗り出したりした。
2以降に続く
ソース
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