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★仁坂知事 次期選挙への立候補表明 和歌山
任期満了（１２月１６日）に伴う和歌山県知事選に、仁坂吉伸知事が５日、
再選を目指して正式に出馬表明した。前回選挙同様、無所属で立候補することを明らかにしたうえで、
自民など政党の推薦については「受けるかどうか、今後（支援者と）相談して決めたい」と語った。
仁坂知事はこの日始まった県議会一般質問で、自民党県議団の吉井和視議員の質問に答弁する形で立候補を表明した。
「和歌山の誇りを取り戻し、県勢を再び力強く上昇させるため、多くの改革を行ってきた」と実績を強調し、
「県政を一層強力に推進するため、ふるさと和歌山の発展のため、引き続き知事としての重責を負わせて頂きたい」とした。
また県内の状況について、厳しい経済情勢で県民の生活だけでなく、
観光や農業など経済面でも影響が出始めていると指摘。
政権交代の影響が道路整備などにも波及しているとし、
「東南海・南海地震への備えも含め、新しい試練に対し新しい対応が求められる。
和歌山再生を軌道に乗せ、元気な和歌山を実現するため、改革を休むわけにはいかない」と、出馬理由を述べた。
前回選挙で仁坂知事は自民党と公明党から推薦を受けたが、
「今回はすべての人、組織に応援してもらいたい。形式的にどうするかについては、
これからいろんな人と相談して決めたい」と記者会見で説明。
ただ、「前回は選挙の段取りや、誰と会うかといったことで随分助けてもらった」と話し、
前回同様に推薦を受ける可能性も示唆した。一方で別の候補者を立てる可能性のある
民主党についても「応援していただきたいと思っている。（民主党の人だから）排除する、
ということなど考えていない」と述べた。
前回選挙は木村良樹前知事の辞職に伴う混乱のなか行われ、
仁坂知事が自民、公明の組織力をバックに当選した。
前回、自主投票だった民主県連は独自候補擁立を検討しており、共産も独自に候補を立てる方針。
産經新聞 URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)