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高校無償化の対象から朝鮮学校を除外すべきだとの声が政府から出ている問題で、県内唯一の朝鮮学校
「福島朝鮮初中級学校」(郡山市)で不安の声が広がっている。仙台市の「東北朝鮮初中高級学校」でも
校長や保護者らが、「子どもの教育が政治情勢で左右されてはならない」と反対を訴えている。
(斎藤健一郎、乗京真知、安仁周)
東北地方にある朝鮮学校はこれら2校で、福島朝鮮初中級学校は1971年に開校。日本の小学生から
中学生にあたる28人が学んでいる。ほとんどの生徒が郡山市周辺から通うが、
栃木県や会津若松市出身者もおり、寄宿舎生活する生徒が8人いる。
4月に実施予定の高校無償化で、拉致問題などを背景に中井洽拉致担当相が文部科学省側に除外を要請。
鳩山由紀夫首相は「(朝鮮学校が)どういうことを教えているのか必ずしも見えない」と発言した。
学校教育法で、朝鮮学校は「学校」ではなく、語学学校などと同じ「各種学校」扱いとされており、国庫補助が受けられない。
福島朝鮮初中級学校の具永泰(ク・ヨン・テ)校長は「高校無償化に期待も大きかっただけに、
首相の発言にはショックを受けている」と話す。
今春卒業する中学3年生は5人。卒業生のほとんどが水戸市にある朝鮮学校に進学し、
寄宿生活を送る予定だという。具校長が今回の問題を説明すると、
生徒からは「どうしてこういう事態になるのか」「まだ差別されるのか、いつまで差別されるのか」と
いった声が出たという。(>>2-10につづく)
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