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政府は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関し、2006年に日米両国が合意した
キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)への現行移設計画履行を断念する方針を米側に伝達した。
同時に、これまでのキャンプ・シュワブ陸上部に加え、米軍ホワイトビーチ(同県うるま市)から沖合の
津堅島の間を埋め立てる案についても本格的な検討に着手した。複数の日米外交筋が4日、明らかにした。
平野博文官房長官、北沢俊美防衛相が今月2日、ルース駐日米大使と都内のホテルで会談し
「現行計画は困難な情勢になった」「別により良い案を検討している」と伝えた。
ルース氏は「現行計画の修正で対応できないか」と求める一方、週末に米本国へ戻り
ホワイトハウスや国防総省、国務省と協議の上で回答するとした。米側は移設先の
変更になお強い難色を示しており、5月までの決着は予断を許さない。
鳩山政権は現行計画を排除せず「ゼロベース」で移設候補地を探る方針で検討を進めてきた。
だが1月の名護市長選で辺野古移設反対派が当選。沖縄県議会が県外移設実現を政府に
要求する意見書を全会一致で可決したこともあり、現行計画の履行は困難と判断した。
2010/03/04 14:02 【共同通信】
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