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医療法人徳洲会が、愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院で3日にも、
腎臓がんの妻から摘出した腎臓を慢性腎不全の夫に移植する「病気腎移植」手術を
実施することが徳洲会関係者の話で2日分かった。
関係者によると、臨床研究としての病気腎移植は、徳洲会が昨年12月末に実施したのに
続き2例目で、親族間での移植は初めて。同病院では妻の腎臓摘出手術を3日にも開始。
腎臓にできたがんを切除した後、夫に移植する。手術は同病院の万波誠医師らが担当する。
妻は、福岡県の病院で腎臓がんと診断された。がんは、部分切除が難しい位置にあるため、
全摘出手術を受けることにした。夫婦は、摘出した腎臓を、透析を受けている夫に
移植できないかと考え、徳洲会に今年2月相談した。
病気腎移植は2006年の臓器売買事件をきっかけに、万波医師ら「瀬戸内グループ」が
長年続けてきたことが表面化。医学的妥当性が疑われてストップしていたが、
09年12月末に臨床研究として初めて実施され、約3年ぶりに再開した。
ソース:共同ニュース
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