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★旧型プレステ３の障害が復旧…うるう年設定ミスが原因
１日から２日にかけて、プレイステーション３の旧型モデルが利用できなくなるトラブルが起きていた。うるう年の設定ミスに
よるもので、２日の午前９時に”自然解消”している。
■日付トラブルでネットワーク接続に障害
このほか、ゲームのプレーなどで集める「トロフィー」の情報が表示されない、レンタル方式のビデオが再生できないなどの
トラブルが起きた。旧型のＰＳ３で全世界的に起きており、ツイッターなどで多数のトラブルが報告されている。
■原因はうるう年の設定ミス
原因は旧型ＰＳ３のファームウエア（基本となるソフトウエア）のバグにあった。旧型ＰＳ３の時計機能が、２０１０年を間違って
うるう年と認識しており、２月２９日になってしまうバグだ。これによりネットワーク上の本来の日付と異なってしまい、動作しなく
なっていた。
この障害だが、世界標準時での日付が変わることで自然解消された。日本時間２日午前９時（世界標準時：２日０時）になった
ことで障害は解消され、現在は復旧している。
この障害によるデータのトラブルなどは、現時点ではみつかっていないようだが、ソニー・コンピュータエンターテイメントによれば
「何らかのトラブルがあればインフォメーションセンターに連絡してほしい」としている。また時刻がずれている場合は、ＰＳ３の「日付と
時刻」を、手動かインターネット経由で直すことを呼びかけている。
当初ソニー・コンピュータエンターテイメントでは、「３月２日中に修正できる見込みだが、それまでは一部機能にエラーが生じ、
データが回復できない可能性があるので使用を控えてほしい」としていたが、午前９時に自然解消したため、新たな対策をするか
どうかは検討中の模様だ。
ＰＳ３にはファームウエアをネットワーク更新する機能がある。日付が変わったことで障害はなくなっているが、今後はファームウエア
更新によって直すことも考えられる。なお薄型タイプの新型ＰＳ３や、プレイステーションポータブル（ＰＳＰ）ではトラブルは確認されていない。
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