10/02/28 16:50:21 0
(>>2のつづき)
こうした行動を直すだけで、オタクたちに恋愛のチャンスが訪れることは間違いないのだが、
オタク同士で固まってしまうから、なかなか自分たちの欠点に気付くこともない。
だから、そこからの脱却のきっかけを与えようと杉山さんは考えているのだ。
もちろん、オタクを恋愛できるようにすることは簡単なことではない。第一に、早い段階で救わないと
人間の女性への興味を失ってしまうことだ。二次元にしか反応しなくなってしまったオタクは、なかなか
救出が難しいのだ。杉山さんも「重症患者は難しいですね」と話している。第二に、仮にオタクにある
程度の恋愛技術を与えたとしても、出会いの場があるのかという問題がある。もちろん普通の人なら、
場を自分で作ることはさほど難しいことではないのだが、ことオタクに関しては、そう簡単ではないのだ。
第三に、すでに女性の間に浸透しているオタクアレルギーを取り除かなければならないということだ。
そうしないとオタクが門前払いされてしまうからだ。
私は、杉山さんがやろうとしていることは、とても重要なことだと思うし、本来なら政府が積極支援
すべき事業だと思う。ただ、正直言って、これがビジネスとして成功するのかどうか分からないし、
そもそもオタクを恋愛できるようにするという取り組み自体が、どこまで成功するのかも分からないのだ。
ただ、可能性はあると思う。もし杉山さんの努力で、今後オタクが恋愛し、結婚できるようになれば、
彼女は日本社会の救いの女神になるだろう。(以上、抜粋)