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麻薬戦争を終わらせる方法
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麻薬を禁止する政策は失敗に終わった。合法化こそ「最もまし」な解決策である。
(英エコノミスト誌 2009年3月7日号)
ハーバード大学経済学部ジェフリー・ミロン客員教授は、「The Budgetary Implications of Marijuana
Prohibition(マリファナ禁止法の予算上の意味)」(2005年)で、大麻をアルコールのように、課税して
管理した場合、取り締まりの経費の節減と税収入の増加で毎年100~140億ドルの財源がうまれると
試算した。
このレポートに、ミルトン・フリードマンなど3人のノーベル経済学賞受賞者を含む500人の経済学者が
署名した。ちなみに、ミロン教授は、大麻だけでなく、ヘロインやコカインを含むすべてのドラッグの合法化を
主張している。なぜなら、莫大な費用をかけて続けてきた100年に及ぶドラッグ戦争が完全に失敗しており、
ドラッグの生産量は減少するどころかむしろ増加しているからだ。イギリスの著名な政治経済誌「エコノミスト」
も、世界の麻薬がらみの死者が年間6000人以上に上ること、麻薬の産業規模が見積りで年間約3200億ドル
に達していることを指摘して、ドラッグ全体の合法化を主張している。
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