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★トヨタ、事故資料隠ぺいか 米下院委員長が書簡で追及
【2月27日 AFP】米下院監視・政府改革委員会(House Committee on Oversight and Government Reform)の
エドルファス・タウンズ(Edolphus Towns)委員長(民主)は26日、トヨタ自動車(Toyota Motor)が
交通事故の訴訟に関する資料を隠ぺいしていたとして、「意図的な法律の軽視」だと強く非難した。
トヨタ側はこれを即座に否定した。
同委員長は北米トヨタの稲葉良睨(Yoshimi Inaba)社長にあてた書簡で、
トヨタの元企業内弁護士ディミトリオス・ビラー(Dimitrios Biller)氏から入手した内部資料について、
トヨタが裁判所からの開示命令に日常的に違反していた「証拠」だとしている。
特に、原告側弁護団に提出すべき電子資料を提出していないとして、
ビラー氏がトヨタに警告している2005年9月1日付けの資料を取り上げ、稲葉社長に説明を求めた。
トヨタ広報のシンディー・ナイト(Cindy Knight)氏は、企業が訴訟における文書の提出要請に
異議を申し立てるのは珍しいことではないとし、「この考えに基づき、われわれは正しく行動した
と確信している」との声明を発表した。
24日の米下院公聴会で証言した稲葉社長は、来週には上院公聴会への出席を予定している。
(c)AFP URLリンク(www.afpbb.com)