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慢性心不全に苦しむ熊本市の小学６年生、田中美紗都さん（１２）にドイツで
心臓移植を受けさせようと、家族や友人らでつくる「美紗都ちゃんを救う会」（江頭隆一代表）が
２６日、同市の中心商店街で街頭募金を始めた。移植には多額のお金が必要で、
救う会は８２００万円を目標にしている。
美紗都さんは２００９年１月、バレーボールの部活動中に体育館で急性心筋梗塞（しんきんこうそく）を
起こした。心臓に血液を送る冠動脈の異常が原因だった。同年３月、手術は成功したが、
心臓の筋肉が受けたダメージは大きく、今も慢性心不全の危険な状態が続いているという。
現在、美紗都さんは熊本赤十字病院で投薬治療を受けているが、１人で１００メートル以上を
歩くことも難しい状態。担当の医師は「遅くとも４－５月までにドイツに渡り、
早期に心臓の移植手術を受ける必要がある」と話している。
運動が大好きで、元気になったら「走りたい」と話しているという美紗都さん。
この日、県庁で記者会見した父親の伸之さん（４１）は「美紗都は頑張って生きたいと
話している。支援をお願いします」と語った。
募金の振込先は略。
口座名は「略」。
同会事務局＝略。
*+*+ 西日本新聞 2010/02/27[01:42:01] +*+*
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