10/02/27 08:31:48 ukn18hXt0
あたりまえだが、「ヘロインは無害である」なんて論文は探しても見つからない。
しかし、大麻はすこし探せばボロボロと有害性を否定する論文が出てくる。
では、なぜ、今さらこの問題が大きくなってきたのか。一番の理由は、大麻所持で摘発される人が、過去
最大の勢いで増えていることだろう。警察が大麻取り締まりに動き出したのは、一説によると、「北朝鮮の
覚醒剤密輸ルートが壊滅したために、ターゲットを大麻に移した」とか、「大麻の種を販売するインターネット
サイトをおさえたことで、芋づる式に摘発された」などがささやかれている。そして、それに便乗したマスコミが
こぞって「大麻汚染」と銘打って報道したために、多くの人の感心が大麻に向かったのだ。
しかし、今時は小学生でもインターネットをする時代。ブログやニュースサイトがマスコミの報道と対等の
力をもってきているため、少しでも根拠の曖昧なことを書くとすぐに指摘されてしまう。例えば、マスコミの
主張する「大麻精神病」とか「ゲートウェイドラッグ理論(踏み石論)」なんてのは、科学的根拠があるわけ
ではなく、多くの研究機関によって否定されている「疑似科学」にすぎない。
すべてのマスコミが一律に大麻反対といっているわけではない。例えば、老舗週刊誌「週刊朝日」は
「大麻は本当に悪なのか」と疑問を投げかけた。「週刊SPA」にも大麻合法論者の主張が取り上げられ
ている。
このように、一部でも(両者の意見を聞き分けるという)本来のジャーナリズムを取り戻してきた
ことは、非常に大きな前進であると思う。