10/02/25 23:59:09 vHmm/hdN0
米でのリコール発表直後のダボス会議出席、米公聴会への出席を決めるまでの流れ、めったに表に出ないことなど、
危機後の豊田社長の行動が広く報道されると、同社長が果たして決断力のある自信に満ちたリーダーなのか否か、はたからも疑問視されるようになった
一部の従業員からは、何も知らされていないとの不満の声が聞かれる。
豊田社長が一族に忠実な派閥で周りを固めているため、首脳陣に厳しい意見が届かないとの批判もある。
豊田社長は2月初め、米でのリコールについて日本の従業員に電子メールで説明。
顧客の信頼を取り戻し、いいクルマを作るためともに努力するよう呼びかけたという。
しかし以来、2週間に3回の記者会見を行った同社長から音さたはなく、従業員とのこれ以上の社内コミュニケーションはない。
同社のあるチーフエンジニアは「いったい今回の問題で何が起きているのか、外から、メディアからしか情報が入らない」と訴えた。
「本当にリーダーとしての求心力あるのか疑問を感じる。声出しては言わないけれど、(従業員)みんながそう感じている」という。
本社の中間管理職は「なぜもっと安全や品質面で具体的な施策を示し、もっと突っ込んだことが言えないのか」と語り、
「記者会見をやるたびに、状況は悪化する。それもこれも、どうやってお客様の不安をどうやって解消していくのかの具体的な方向が示せないから」だと訴えた。
さらに、事態は良くなるどころか、「次から次へとリコールが出てくる。お客様第一と言えば言うほど、逆効果。
本当にそうなの、と思ってしまう。まったく伝わってこない。いったいどうなるのか、
何度も記者会見をやっているけどいったいわれわれの将来はどうなるのか、というのが一般社員の正直な気持ち」と付け加えた。
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