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各派幹部は、解消論が党内で広がれば、自身の立ち位置が複雑になる
ことから、神経をとがらせている。石破氏が会見した同日夜には、町村、
伊吹、古賀誠元幹事長の3氏と額賀派会長の額賀福志郎元財務相が会談し、
「彼(石破氏)らはどういう環境で政治家になれたのか忘れている」などと
異口同音に不満を漏らしたのも、そのためだ。
ただ、25日に開かれた各派総会の出席者は、メンバーの半数程度にとどまる
など、最近の派閥には、かつての盛況ぶりはみらない。資金面から派閥運営にも
苦労しており、伊吹派は近く、派閥事務所の規模を縮小するほか、高村派と山崎派は、
事務所が派閥会長の個人事務所に“吸収”される。
一方、派閥総会とは対照的に、有志議員による勉強会はにぎわっている。
山本有二元金融担当相らが所属する政策グループ「のぞみ」に所属する5人と、
無所属の平沼赳夫元経済産業相らの「平沼グループ」3人は、各派総会と同時刻に
都内の料理店で初めて顔を合わせ、今後も意見交換を継続することで一致した。
午前には、執行部と距離を置く舛添氏が会長の「経済戦略研究会」も2度目の会合を
党本部で開き、22人の国会議員が出席した。
中川秀直元幹事長や与謝野馨元財務相もこうした動きをみせており、自民党では
今後、派閥重視派のベテラン議員と勉強会で再生を図る勢力との綱引きが活発化しそうだ。