10/02/25 14:49:59 0
にじ:心の持ちよう /愛知
先日、家族と散歩をしていて、横断歩道に差し掛かった。
住宅街にある片側1車線の道路で、信号はない。歩行者が
優先されるべき場面だが、目の前を数台の車が走り去った。
名古屋、名古屋、名古屋……。やっと止まってくれたのは他県ナンバーだった。
愛知に来て間もなく3年になる。方向指示器を出さずに車線変更したり、
車間を詰めて側道から車が入ってくるのを妨害したりと、交通マナーの悪さには辟易(へきえき)している。
愛知県の交通事故死亡者数は、都道府県別で5年連続ワースト1位。
県庁や県警は「ワースト1返上」に懸命だ。
「車が多いんだから事故も多い」「前年よりは減っている」。
担当者からはそんな声も聞こえる。確かに愛知県の車の保有台数は
約500万台で全国一だし、09年の死者数(227人)は00年(443人)の
半分程度に減った。「対策が遅れている」と行政を責めるのは酷かなとも思う。
埋めきれない他県との差。
それが運転する一人一人の心の持ちようだとすれば、実に悲しい。【秋山信一】
URLリンク(mainichi.jp)