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盗んだ国産スポーツカーを解体し、部品をインターネットオークションで売りさばいていたとして
兵庫県警と和歌山県警は２３日までに、窃盗などの疑いで大阪府河内長野市の無職
三好勇士容疑者（２６）＝窃盗罪などで起訴＝ら男９人を逮捕、送検した。被害は兵庫、
大阪など９府県にわたり、総額が約４億３０００万円相当に上るとみられる。
送検容疑は０６年１月、神戸市北区の男性会社員（４０）宅の駐車場から
乗用車（２００万円相当）を盗むなどした疑い。
県警によると、９人は三好容疑者をリーダー格に、２１～４７歳の元同級生や知人らで構成。
月決め駐車場などに止めてある日産「スカイラインＧＴ―Ｒ」、三菱「ランサーエボリューション」、
スバル「インプレッサ」などの高級スポーツ車ばかりを狙い、０２年ごろから
盗みを繰り返していたという。「盗み役」のほか、「解体」「出品者」「梱包（こんぽう）」
「出荷」など役割を手際よく分担し、盗んだ車を兵庫県太子町の貸倉庫などに運んで
エンジンやライト、ハンドルなどの部品を外し、ネットオークションに数千円～数万円で
出品していた。
約８割は落札され、県警が確認した分だけでも４年間で７０００万円の利益を得ていた。
中古車販売の雑誌やネットで高額で売れそうな車を探していたという。
昨年１月、兵庫県内の男性から「盗まれた車のエンジンが出品されている」と県警に
連絡があり犯行が発覚。調べに対し三好容疑者らは「スポーツカー所有者は、部品を
交換してカスタマイズしていることが多くて狙った。部品はカーマニアに需要があり、
ネットオークションに出したら売れた」と供述。いずれも容疑を認めているという。
*+*+ Sponichi Annex 2010/02/24[07:28:49] +*+*
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