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★諫早「白紙の状態で検討」と農相 排水門開門もあり得る
・赤松広隆農相は23日の記者会見で、長崎県にある国営諫早湾干拓事業の潮受け
堤防排水門の開門問題について「白紙の状態で検討する」と述べた上で、開門も
あり得るとの考えを示した。排水門の5年間常時開放を命じた2008年の佐賀地裁判決に
関しては、前政権による控訴を取り下げる可能性にも触れた。鳩山内閣の閣僚が開門の
可能性に言及したのは初めて。
赤松氏は「長崎県知事選で(開門に反対している)中村法道氏が当選した。いま(前政権)の
方向で行くのか、それを変えていくのか、政府、与党の考えを1、2カ月できちんとまとめる」と
強調した。
農林水産省は現在、開門して干拓事業の影響を調査できるかどうかについて、環境影響評価
(アセスメント)の手続きに入っている。赤松氏は、評価結果が出る前に開門の是非を判断する
可能性について「控訴取り下げとなれば、それもあり得る」と述べた。
ただ「方針を決めても地元の合意なしではできない。『開門』となったときも勝手に開くわけには
いかない」とも指摘した。
23日に郡司彰副大臣をトップとする検討委員会を省内に設置、検討に着手する。
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