10/02/23 10:11:50 2BJak0KD0
裁判
金は静岡刑務所未決監独房に身柄を移され殺人罪、監禁罪、爆発物取締罰則違反で起訴された。
裁判では金の在日朝鮮人としての生い立ちがどれほどの影響を与えたかとが主な争点となった。
裁判中に刑務所内での金に対する特別待遇の実態が判明する。金の独房は施錠されておらず散歩や
面会なども自由で脱獄手段に用いられる出刃包丁、ヤスリ、ライターなどを持ち込んでいた。
これは金が自殺をほのめかしたりして、規則違反がエスカレートしたものだった。
特別待遇は刑務所上級職員の間で申し送り事項になっていた事実も判明し、刑務所の管理体制が
問題となって衆議院法務委員会でも責任追及がされる。その結果、法務省矯正局長以下13人の
法務関係者上級職員、専従職員13人が停職・減給・戒告・訓告などの処分を受けた。包丁を差し
入れたとされる看守が後に服毒自殺をしている。
自殺に追い込まれた看守に対して金嬉老は何の感情も反省も持っておらず、他人事のような態度に
特別弁護人を務めていた佐藤勝巳は非常に驚き愕然とし、原朝鮮人とも云うべき存在に初めて会っ
たと述懐している。