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自民党は、長崎県知事選で同党支援候補が勝利したことを受け、2010年度予算案審議の拒否を含め、
国会対応で強硬姿勢に転じる構えだ。ただ、党内には、夏の参院選に向けて反転の足掛かりとなることへの期待もあるものの、
勝因は「政治とカネ」の問題を抱えた民主党の「敵失」として、「潮目が変わったと判断するのは早い」(幹部)との見方が強い。
自民党の大島理森幹事長は21日夜、党本部で記者団に「あすからの(衆院)予算委員会で粛々と審議するわけにはいかない。
そのような方向性をしっかり固めて戦わなければならない」と述べた。執行部は22日朝の臨時役員会で対応を決めるが、
審議拒否に踏み切るべきだとの主戦論が勢いを増している。
同党は今回、党支持率の低迷を踏まえ、政党色を薄める選挙戦を展開した。谷垣禎一総裁ら幹部の応援は極力控え、
地元の要請に応じる形で、知名度のある小泉進次郎衆院議員らを派遣。
鳩山由紀夫首相や小沢一郎民主党幹事長の政治資金問題に焦点を絞り、民主党批判を繰り返した。
知事選勝利で、自民党は「首相や小沢氏は説明責任を果たしていないと民意は判断した」と勢いづいており、
小沢氏や、首相の元秘書の国会招致実現を引き続き要求する方針。多数を占める与党が応じる可能性は低いとみられるが、
徹底追及でさらなるイメージダウンを狙う戦略だ。
一方、自民党と同じ候補を支援した公明党の山口那津男代表は
「民主党が政治とカネに関する不祥事の責任を果たせていないことなどが影響した」との談話を発表。
ただ、公明党は「政治とカネで一緒に追及するのは構わないが、審議拒否はしないとの方針を掲げている」(国対幹部)として、
自民党には同調しない考えだ。(2010/02/22-00:26)
記事引用元:時事ドットコム(2010/02/22-00:26配信)
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