10/02/20 17:21:17 82GAkEus0
下の記事読むと、今回のトヨタの大量リコール問題も、
その根底にはトヨタの労働環境のブラックさ
(欧米先進国から見たらトヨタでも十分ブラックw)があるということが指摘されてるなw(ノ∀`) アチャー
【オピニオン】「カイゼン」の目的を見誤ったトヨタ
ダライアス・メフリ(元トヨタ関連会社技術者)
2010年 2月 15日 8:31 JST
URLリンク(jp.wsj.com)
(一部引用)
トヨタ生産方式は、同社の従業員と部品供給業者の激務の上に成り立っていた。
どのプロジェクトでも、きわめて厳格な設計・品質基準の達成とスケジュールの厳守が要求された。
技術者にとって、1日16時間労働を数カ月続けることも珍しいことではなかった。
わたしは、技術者の1人がたびたび、パソコンでエンジンの分析作業をしながら、うたた寝をしていたのを覚えている。
このような容赦ない過酷な労働条件の下では、技術者が設計ミスを一切せずに製品を作ることは、ほぼ不可能だ。
その結果、経営者はミスを隠ぺいしがちになる。
過労は当時、日本の大半の会社で一般的なことであった。わたしが理解する限り、それは今も変わらない。
日本で発生している品質問題の原因の一つはこれだ。一方、米国ではこうした問題はめったに聞かれない。
米国では、設計変更、発売中止、製造中止のいずれかを選択するからだ。
日本では、会社を相手取った集団代表訴訟では、それが死をともなうような悲惨なケースであっても、原告側が勝訴することはめったにない。
そのため、製造責任の問題については、管理体制がずさんな会社が多い。
消費者の信頼を取り戻すためには、トヨタは設計ミスの原因となったプロセスに関する情報をすべて開示し、
問題の隠ぺいがあった場合は、それにかかわった者を罰する必要がある。
長期的には、雇用慣行を見直し、技術者が十分な時間をかけて高品質の製品を設計できるような体制を作るべきだ。
これには、市場シェア拡大を執拗(しつよう)に重視する姿勢を改め、健康的で生産性の高い労働環境の構築にもっと力を入れることが必要だ。