10/02/20 12:44:24 0
政府が普天間の移設問題で、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ陸上部にヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)を
造る代替案を検討していることが明らかになった。
しかもすでに米側へ打診しており、それが名護市長選で基地反対の新市長が誕生した直後の2月上旬だったというから
絶句する。民主党は米海兵隊飛行場のために民主主義を投げ出すつもりなのか。
世界中でこれほど米軍基地が集中する「島」はほかにない。日米安保が重要と言い、海兵隊の継続駐留を見直さないのなら、
当然の論理として沖縄以外で基地移転先を探すべきだ。ところが政府と本土の他地域はその議論から目を背けている。
民主党は野党時代に普天間の「県外・国外」移転を主張していた。政権の座に就き、現実と理想とのはざまに苦悩するにしても、
選挙中に「最低でも県外」と鳩山由紀夫首相が公言した事実すら顧みないのであっては、政権交代の意義さえ疑いたくなる。
基地反対派の市長誕生について、平野博文官房長官が「選挙結果を斟酌(しんしゃく)しなければならないという理由はない」と
放言。同じころ、岡田克也外相は移設先が見つからない場合は、普天間が固定化するとの懸念を口にしていた。
こうした発言の裏に陸上案の検討があったとしたら、選挙で示された民意をどう受け止めていたのか問いたくなる。
政府は安保の負担論議から逃げるべきではない。
シュワブ陸上案は、辺野古陸上部に300~500メートルのヘリパッドを造る一方、鹿児島県の徳之島や馬毛島などを
訓練先とする内容だ。
2以降に続く
ソース
沖縄タイムス URLリンク(www.okinawatimes.co.jp)
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