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>>1のつづき
厚生労働省によると、日本人夫と中国人妻の結婚は一九九〇年は三千六百十四組
だったが、年々増加し二〇〇一年に一万組を超えた。その後も毎年一万組を超えている。
結婚仲介業はかつてトラブルが多発したため、〇四年から特定商取引法の規制対象に
なった。仲介業者は料金や解約条件などの表示が義務づけられた。
だがトラブルはなくならない。
前出のタクシー運転手男性は仲介業者に苦情を言ったが、仲介業者は
「同法で顧客は保護されているが、結婚後は夫婦間の問題」と主張。
結婚後のトラブルは自身で解決するしかないようだ。
日本人同士の結婚を対象とする仲介業者に対しては昨年から、業界の
「結婚相手紹介サービス業認証制度」が始まり、優良業者の情報提供を始めた。
だが、国際結婚専門の仲介業者は制度の対象外で、実態が分かりにくいままだ。
中国人妻の失踪などの相談を受けるNPO法人「国際結婚協会」の芝山正嗣事務局長は
「中国人妻と幸せな家庭を築いている日本人男性は多い」としながらも、
トラブルが少なくないことは認める。
ある仲介業者は「中国の農村の女性には、結婚で生活を上げようという考えが強い」と
結婚観の違いもあると指摘する。
男性側も業者任せにせず、相手を直接確認したり、時間をかけて見極める慎重さも
必要だ。「同協会のHP(同協会で検索)には過去の相談例を紹介しているので、
参考にしてほしい」と芝山さんはアドバイスする。