10/02/17 22:35:05 dOBCl+T/0
(内部留保の解説1)
1000万円の自己資金と500万円の借金で会社を設立。PCやその他の事業に必要な機器など現金で1400万円で購入。この時点での貸借対照表(BS)は
借方 |貸方
_______________________
(現預金) 100万 |(負債) 500万
(固定資産)1400万 |(資本金)1000万
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1500万 | 1500万
1年間の営業の結果、売上500万円が現金で入り、仕入れ・人件費等の費用
300万円を現金で支出。利息10万円を現金で支払い、減価償却費を140万円(これは現金の流出なし)
とすると税引き前の利益は500万-300万-10万-140万=50万。
これから税金を20万円現金で支払うと、純利益は30万円。これから、役員報酬や株主配当として
10万円現金として支払うと、30万-10万=20万が利益剰余金として会社の内部に残る。
これがいわゆる内部留保と言われるものだ。期末のBSは
借方 |貸方
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(現預金) 260万 |(負債) 500万
|(剰余金) 20万
(固定資産)1260万 |(資本金)1000万
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1520万 | 1520万