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陸上自衛隊の幹部自衛官が「日米の同盟関係は『信頼してくれ』などということばだけで維持される
ものではない」と発言し、防衛省から注意処分を受けたことについて、宮城県の村井知事は
「発言の内容は一般論としては当然で、わたしなら処分しない」と述べて、防衛省の対応に批判的な
考えを示しました。
今月10日、宮城県で行われたアメリカ陸軍との共同訓練の開始式で、陸上自衛隊の連隊長
・中澤剛1等陸佐は「同盟というものは、外交や政治的な美辞麗句で維持されるものではなく、
ましてや『信頼してくれ』などということばだけで維持されるものではない」と述べました。
この発言について北澤防衛大臣は、鳩山総理大臣が去年の日米首脳会談でアメリカのオバマ
大統領に「信頼して」と伝えたことを踏まえた発言で、不適切だったという認識を示し、防衛省は
中澤連隊長を文書による注意処分にしました。これについて、宮城県の村井嘉浩知事は15日の
記者会見で「いざというときには血を流すこともあるので、ことばだけで中身が伴わなければ
だめだ。
中澤連隊長の発言は一般論としては当然だと思う。防衛省トップの判断だが、わたしなら処分
しない」と述べて、防衛省の対応に批判的な考えを示しました。
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