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鳩山内閣に日本の閉塞状況を打破してほしい―。2009年8月末、多くの国民がそう願って
投票したはずだった。日本の閉塞状況とは、ひとつは景気であり、そして将来への不安である。
そして何の解決のビジョンも提供できない政治の貧困であったはずだ。
そして国民の期待を担って鳩山政権は出発した。小泉元首相が2001年に自民党を
ぶっ壊すと叫んで登場したときほど高い支持率ではないが、実際のところ鳩山首相への
期待は支持率以上に大きかったのだと思う(つまり「お手並み拝見」も含めてということである)。
そして半年、鳩山内閣の支持率はじりじりと下がっている。民主党の
小沢一郎幹事長の裏献金疑惑、鳩山首相の「脱税」疑惑などは、クリーンな政治を
標ぼうしてきた民主党にしては、その処理の仕方といい、途中の説明といい、
自民党時代とどこが違うのかと思った有権者は少なくあるまい。
●労働組合は基本的に「保守的」
先日、テレビのニュースを見ていたら、公務員制度改革関連法案の
閣議決定が流れたというニュースをやっていた。その中で、連合の古賀伸明会長に
記者がこう質問した。「(法案の内容について)松井官房副長官や仙石大臣と会われたのですか」
これに対し、古賀会長はこう答えた(私が仰天した部分である)。
「松井とも、仙石とも……松井さんや仙石大臣とも会ったよ」
これが日本労働組合総連合会という労組のナショナルセンター
(加盟組合員約680万人)のトップの発言である。
まるで政府を裏で操っているのは自分だと言わんばかりの態度ではないか。
続きます
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