10/02/16 03:58:18 14DYERND0
夜になってから延々とドイツのニュースを読んでいた。ネオナチってのは本当らしい。
で、ネオナチが危ない連中であることも本当らしい。しかし、それだけではこの記事は読み解けない。
ドレスデンは無防備都市宣言していて大空襲を受けた。これを、ドレスデン議会は「ナチスの犠牲」として追悼しているが、
極右政党とも言われるドイツ国家民主党は2005年に「ドレスデン爆撃は爆弾によるホロコーストだ」と主張して街頭デモをしている。
「第二次大戦中に連合軍の空爆を受けたドイツ各都市の犠牲者こそを悼むべきだ」と主張している。
やはりこのときも「ナチスは出て行け」と怒鳴りつけられている。
しかし、このドレスデンがあるザクセン州でドイツ国家民主党は議席を確保しているから極右と言われていても
「じゃあそもそもどうしてナチスが台頭したのか」を調べ始めたら、第一次世界大戦前の帝国主義時代に突入してしまった・・・orz。
多分、戦争に負けたことで、「ナチスが悪い」で思考を凍結せざるを得なかったドイツ人にとっては、第一次世界大戦すらまだ終わっていない。そう思う。
ドイツは「民主主義を否定する存在を許さない」という民主主義至上主義を採っているから、
衆愚政治だろうがそれが至高のものであるという前提がある
(民主主義の失敗は既に現在進行形で日本が証明しているのに・・・)。
多分、少なくとも150~100年くらい昔について、経済・産業・国の成り立ちや文化・思想面を絡めて実証的に捕らえなおさないと何もわからない。