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★秋葉原歩行者天国 申し入れへ
東京の秋葉原で、おととしの通り魔事件以降、中止されたままになっている歩行者天国について、
地元・千代田区の石川雅己区長は、防犯カメラの設置など安全な街づくりに向けた一定の対策が
進んだとして、早ければ来月末にも東京都公安委員会に再開を申し入れる意向を固めました。
東京・秋葉原の歩行者天国は、電気店街を通る、通称、中央通りを、日曜日と祝日の正午から
午後６時まで歩行者用道路として規制していましたが、おととし６月の通り魔事件をきっかけに、
１年８か月にわたって中止されたままになっています。
事件以降、地元では千代田区や住民、商店街などが検討会を作り、安全な街づくりに向けた対策を
進めてきましたが、住民による防犯パトロールが定着してきたほか、先月、１つの町会で防犯
カメラ１６台の運用が始まり、来月末には事件のあった中央通りにも防犯カメラの設置が決まっています。
こうした情勢を受けて、千代田区の石川区長は、安全確保に必要な一定の取り組みが進んだとして、
歩行者天国の再開を早ければ来月末にも東京都公安委員会に申し入れる意向を固めました。ＮＨＫの
取材に対し、石川区長は「再開に向けて、機運、環境は整ってきたのだろうと思う。商店街とか町会
の方々の知恵と努力を受け止めて、いい答えを出すのがわれわれの責任だと思う」と話しています。
千代田区は、再開する場合の歩行者天国のあり方などを地元の検討会や警察と慎重に協議したうえで、
早ければことし５月の大型連休にも再開にこぎ着けたい考えです。
URLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)