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★性同一性障害:小2の秋から「女の子」…性切り替え容認
・埼玉県の公立小学校が性同一性障害(GID)と診断された小学2年の男児(8)に対し、
学年の途中から女児としての登校を認めていることが分かった。全校児童や保護者にも
事情を公表している。専門家によると、小学校入学時に学校と相談し戸籍と逆の性で
登校を始める例は学会で数例報告されているが、在学途中で生活上の性別を
切り替えるのは初めてとみられる。
これまで光が当たらなかった子どもの性同一性障害とどう向き合うか、議論が活発化しそうだ。
家族によると、児童は幼稚園の段階から体が男であることへの違和感があり、小学校入学後は
男児用の水着を着たり立って小便することへの苦痛を激しく訴え、不眠がちになった。このため
昨年2月に埼玉医科大のジェンダークリニックを受診、翌月GIDと診断された。主治医の
塚田攻医師は診断書に「就学等の適応を阻害しないために女性として扱う配慮が望ましい」との
意見を記した。
学校側は主治医や親と相談し「本人の苦痛を取り除くことを最優先しよう」(校長)と判断。
夏休み明けの同年9月、校長が全校児童に、母親がクラスの保護者に説明し、女児としての
学校生活が認められた。
児童は学籍は戸籍通り男児のままだが、男女別に整列する際や体育の授業などでは女児の
グループに入っている。「からかわれることもあるけれど、スカートをはいて学校に行けるのが
うれしい。女の子の友だちもたくさんできた」と話す。
子どものGIDが公になることはまれだが、岡山大の中塚幹也教授らが当事者661人に
聞き取り調査したところ、約8割が小学校高学年までに身体的な性別への違和感を覚えていた。
さらに全体の約7割が自殺を考え、約2割は未遂などの経験があった。自殺を強く考えた
時期は中学生が37%で最も多く、小学生も約13%。(抜粋)
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