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生活保護受給者に、いくら納税者のカネをめぐんでも、社会的利益を増やさないばかりか、
社会的損失を増大させるだけ。
アダム・スミスは、「労働には、対象物の価値を高めるものと、
そのような効果がないものとがある。
(後者のような)非生産的労働者によって消費された食料や衣料が
生産的労働者に分配されていれば、消費したものの価値をすべて再生産したうえ
利益を生んでいたはずである」としている(「国富論」上)。
生活保護受給者は、
非生産的労働者の範疇にも入らない、国家のゴク潰しども。
生活保護で楽ちんな生活をしている特権階級の彼らは、
「つねに例外なく、社会の中で最大の浪費家である」。
つまり、非生産的な生活保護受給者の生活保護費ををいくら上げても、
社会的利益を増大させるものではなく、むしろその高額な生活保護費を
労働者に分配した方が再生産によって社会的富を拡大できる。
この結論は、同じ労働価値説を採るマルクス主義経済学でも同じ。
まとめると、生活保護費を引き下げて、財政支出が減った分、法人税を引き下げ、
そのうえで労働分配率を向上させることで労働者の給料を上げることが
経済成長を促すためのベストの経済政策だ。