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【赤旗】高金利 頼らない社会に
改正貸金業法完全施行求める 日弁連など集会
URLリンク(www.jcp.or.jp)
改正貸金業法の早期完全施行を求める緊急集会が10日、国会内で開かれ100人以上
が参加しました。完全施行期限の6月を前に、一部の政治家、学者が施行延期、規制緩和
を主張していることを受けて開かれたもの。日本弁護士連合会と高金利引き下げ全国連絡
会の主催。参加者は国会議員要請も行いました。
子どもが幼稚園の時、生活費に困り、夫に内緒でプロミスに30万円借りたのをきっか
けに30社に借金ができ、離婚、自殺未遂もした女性が涙ながらに「ここで話すのは勇気
がいりましたが、なにかの力になれば」と訴えました。
新里宏二弁護士は、総量規制で早く警告を発信して相談につなげることが大切と指摘。
商工会議所の調査で、資金繰り悪化の要因に改正貸金業法を理由にしている企業は1・5
%しかないことを紹介し、完全施行反対派の主張を批判しました。
日本共産党の大門みきし参院議員が、「完全施行を求める世論が押している。きちんと
実行させ、その後のセーフティーネット充実まで力をつくそう」とあいさつしました。
宇都宮健児弁護士は「気を緩めず完全施行させ、高金利に頼らなくても暮らせる社会を
つくろう」と訴えました。