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岡田外相は11日、日韓外相会談後に行われた共同記者会見で、「村山談話」を踏まえつつ「日韓併合は、韓国人にとっては国を奪われ、
民族の誇りを深く傷つけられた出来事。痛みを覚える被害者の気持ちを決して忘れてはいけない」と、あらためて植民地支配に対する見解を述べた。
会談では、未来志向の関係を強化するため、幅広い分野で両国が連携を図っていくことが確認された。
この発言を受け、韓国のメディアは日韓併合100年を迎え、
日本の政府関係者が初めて過去の歴史について公式的な立場を表明したことは注目に値すると報じており、
韓国に配慮した表現であるとの前向きな評価もみられる一方、日本政府が具体的な内容を示したものではなく、
真の未来志向的な両国関係を構築するためには、今後日本政府が実質的な政策で「謝罪と反省」をみせるべきとの指摘もある。
また、共同記者会見で同時通訳を担当した日本側の通訳が岡田外相の「民族の誇りを傷つけられた出来事」を
「アイデンティティを奪われた惨憺たる出来事」と通訳するミスがあったことが、会見終了後の確認で明らかになった。
通訳のミスは、深刻な外交問題に発展するものではない小さなミスで、ハプニングで終わったが、韓国の外交関係者は、
外相会談という重要な席でこのような通訳上のミスがみられたのは外交慣例上、理解に苦しむとの見解を示した。
なお、宮内庁が保管している朝鮮王朝の書物について韓国政府は返還の要請を検討していたが、正式な議題にはならず、
会談後の昼食会で柳外相がこの問題への韓国の高い関心を伝えるにとどまったようだ。(編集担当:金志秀)
記事引用元:サーチナ( 2010/02/12(金) 10:42 配信)
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