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(>>1のつづき)
自動車保険に詳しいジャーナリスト、柳原三佳さんは「これまで自転車に特化した保険に損保各社が
熱心でなかったのは、保険料が安いわりに賠償額が高いという一面があったから」と分析。そのうえで
「最近の自転車は高速タイプのものも多く、重大な事故に発展する危険性がある。法律上、自動車と
同じレーンを走ることを考慮すれば、自転車も車の自賠責のような強制型の保険にするべき」と指摘する。
しかし、自転車はだれもが自由に公道を走行できる特殊性があり、「強制保険での扱いは難しい」
(国土交通省自動車交通局保障課)のが現状という。
JA共済連(港区)は昨年、自転車が被害者を生む意識を根付かせようと教育DVDを制作、全国の
中学・高校に配布した。このビデオがユニークなのは「自転車=加害者」という視点で作られて
いる点だ。「自転車が加害者になる恐ろしい現実を初めて知る生徒が多い」(同共済連)という。
日常生活で起こりうる事故を保険でどうカバーするか。家族で熟考するテーマといえそうだ。(以上、抜粋)