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・石巻市の住宅で10日、この家に住む女性ら2人が刺殺された事件。姉を殺害され、自身も拉致された少女は、
元交際相手によるDVへの悩みを昨年から警察や周辺に訴えていた。県警は「対応に問題はなかった」とするが、
凶行を防ぐことはできなかったのか。
「妹が男に暴力をふるわれ、困っている」
殺害された南部美沙さん(20)がアルバイトをしていた自宅近くのコンビニ店長の女性は事件前日の9日、
美沙さんがそう漏らすのを聞いた。妹の沙耶さん(18)と交際していた解体工の少年(18)=未成年者略取、
監禁容疑で現行犯逮捕=が自宅にまで押しかけるようになり、美沙さんは「そんな男とつきあうのは
やめるように」と沙耶さんに伝えていたという。だが最近は「言ってもしょうがない」とあきらめ気味だったという。
少年を知る男性によると、少年は母親と妹と3人暮らし。「小、中学生のころからよくけんかをするなど、カッと
なりやすい性格だったが、最近は大きな問題事件は起こしていなかった」と首をひねる。
事件の発生から約14時間が過ぎた10日午後8時半。石巻署の会議室で、県警の阿部信三郎・刑事部長らが
事件後初めての記者会見に臨んだ。
記者からの質問は、沙耶さんが同署に相談をしていたという、少年によるDVについての同署側の対応に集まった。
阿部刑事部長の説明によると、最初に相談があったのは昨年2月ごろ。事件前日の今月9日までに家族からの
ものを含めて計12回の相談があったという。内容は「交際相手から言葉遣いなどで文句を言われたり、殴るなどの
暴力を加えられる」というものだった。同署は昨年2月と今年1月に少年に警告するとともに、「暴行や傷害事件
として被害届を出すよう強く勧めた」が、沙耶さん側は応じなかったという。その後、今月上旬になって沙耶さん側が
被害届を出すことを決め、診断書などを同署に届け、事情聴取を受けたという。
美沙さんの母親と祖母は病気がちだったため、美沙さんは「しっかりしないと」とアルバイトに励んでいたという。
「元気な子だった」と惜しんだ。(抜粋。>>2-10につづく)
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