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・人間関係が希薄で、孤独のまま亡くなる人が増えている現象を報道した番組「NHKスペシャル 無縁社会
~“無縁死”3万2千人の衝撃~」が、ネットユーザーの間で反響を広げている。
「無縁死は、他人事と思えなくなってきました」。番組放送後、都内の男性会社員(46)は「ミクシィ」の
日記にこう書き込んだ。離婚歴があり、現在は独り暮らし。「あれ結構見た人多かったみたいだけど、もう胸が
掻きむしられる気分でしたよ」
ミクシィでは、公開されている日記300件以上で「無縁死」について言及され、「怖くなった」「考えさせられた」と
自分自身の将来と重ねるユーザーが目立った。同様に「2ちゃんねる」でも、「俺らの末路」などの投稿が多数
寄せられた。
博報堂DYMPメディア環境研究所がブログ解析サービスを利用し、「無縁死」というキーワードを使った
ブログを拾ったところ、放送日と翌日の2日間だけで600件以上を記録。ブログでは、「無縁死」について
「怖い」「孤独」などと書き込まれ、「やりきれない」「いたたまれない」なども多用されていた。
同研究所では「『無縁死』とセットで使用されているキーワードを見ると、自分と照らし合わせて書かれた
ブログが多く、番組の影響は大きい」とみている。
流行中の「ツイッター」でも、「今こうしてTwitterのように多くの人と場を共有し、多く縁があるように見えるのに
無縁社会の放送にドキッとする感覚」とのユーザーの声がある一方、ネットに対する期待も寄せられた。
「無縁死で行(逝)った人たちがネットやツイッターが出来ていたら、どうなっていたでしょうか。やはり無縁は
無縁でしょうか。せめてネット社会が真の意味で【つながり】を生み出すものであってほしいですね」
ツイッターを利用している歌手、加藤登紀子さんは、「家族のような付き合い、一杯すればいいよね。
知り合いかそうじゃないか、家族かそうでないか、そんなこと関係なく、一緒に生きてる、ってことあっても
いいと思う。友だち作ろ!!」と書き込み、ユーザーの共感を呼んでいた。(一部略)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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