10/02/11 17:25:55 /ycrKz3s0
>>636
お前、もう一度中学の歴史教科書読み直してこいよ
日本における参政権は、当初一定の納税(かなり多額)をしているもののみに与えられていた。
当然大多数の国民は政治に参加できなかった。
これに不満を持った先達がおこした運動が『自由民権運動』。
「選挙権とは納税額とは関係なく、その国に生まれその国と命運を共にする人民に与えられる
自然な権利・正当な権利である」という主張であり、この選挙方法のことを『普通選挙』という。
当初設定された納税額の上限はその後徐々に下がり、1925年普通選挙法は成立する。
(ほぼ同時に治安維持法も成立している)
ここらへん、日本の近代史で普通に出る問題だぞ。
ちなみに、選挙制度が生まれた当初は納税額次第で選挙権が与えられるも
やがて普通選挙に移行するというのは日本に限った話でなく、世界各国の歴史がそういう流れ。