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外国人参政権の実現に期待を寄せる人も多い。17年前から仙台市内で中華料理店を営む中国出身の
楊暁霞(ヨウ・ギョウカ)さん(53)は、選挙のたびに選挙権のある人たちがうらやましかった。4年前に
子どものために日本国籍を取得しようとしたが、「法務局の横柄な対応に失望してあきらめた」という。
「自分の住む地域のことはもちろん関心があるし、意見を反映してもらいたい。国籍が取れなくても
選挙に参加できるなら本当にうれしい」と声を弾ませた。
■民主党「永住外国人法的地位向上推進議連」がまとめた提言(要旨)
・地方参政権を与えるのは、一般永住者と特別永住者。当分は、日本と外交関係がある国の国籍を持つ者か、これに準ずる地域の出身者とする
・地方選挙権を与える外国人の本国が、その国に住む日本国民に同様の権利を認めることを条件とする「相互主義」の採用は慎重であるべきだ
・都道府県・市町村の議員や首長の選挙権が対象。被選挙権は否定しないが、慎重論が根強い。国政選挙の参政権は検討せず
・当分、リコールや条例制定権などの直接請求権と公職就任資格は与えない
・選挙権付与は押しつけではなく、当事者の判断と選択による (おわり)