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ただ、ここ10年、クロマグロを大量に消費しているのは日本だけではない。フランスなど欧州でも
健康食ブームとあいまって、スシやサシミが人気を呼んでおり、乱獲や価格高騰に“貢献”中だ。
クロマグロは今や、「赤い金」とも「海のダイヤモンド」とも呼ばれる貴重品だ。
漁場も地中海から大西洋、リビア沿岸近くまで伸びているとか。
2002年には、世界自然保護基金(WWF)が欧州委員会に緊急措置を講じるよう訴え、
委員会もこれに応えて漁獲高の制限数量を決めた。だが、07年には地中海と大西洋の
制限量4400トンを超過。08年にも規定を超えないよう漁期の短縮を決めた委員会とマグロ漁者が対立して、
漁船が仏南部マルセイユの2港を閉鎖、石油タンカーなどが入港できない騒ぎになった。
補償金問題も代々の農業・漁業相の頭痛の種だ。
テレビのルポ番組で、仏北西部ブルターニュ地方では人気のマグロのステーキなどをメニューから
外すという「善行」を行うレストランが出てきたと紹介していた。日本レストランはパリだけで約800軒。
マグロ抜き「握り」の登場も十分にあり得る状況である。
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(おわり)