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国歌を作るきっかけとなったのは、明治時代の初期にイギリス公使館にいた軍楽隊長のジョン・ウィリアム・フェントン氏が
「ヨーロッパではどこの国でも国歌というものがあって、
国と国の式典や祭典時には演奏するもの。
日本だけないのは外交儀礼上よろしくない」と進言したから。
歌詞は古今和歌集に収録されていた賀歌を原型としていますが、作曲はフェントン氏。
しかし、洋風な曲調だったため当時の日本人には馴染まず、宮内省の雅楽の伶人によって改作。
それを今度はなぜかドイツ人のフランツ・エッケルト氏がアレンジしたのだそうです。
『日本辺境論』
著者:内田 樹
出版社:新潮社