10/02/09 20:50:32 0
トヨタ自動車がリコール(無料の回収・修理)を決めたハイブリッド車(HV)の新型「プリウス」など
4主種。どんな不具合が起き、危険はないのか。リコールの手続きはどうすればいいのか。ポイントを
まとめた。
Q どんな不具合が起きるのか
A トヨタの説明では、ある一定の条件で、ブレーキをかけても空走したような感じになり、ドライバーの
想定以上に止まるまでの制動距離が伸びる恐れがある。不具合は、雪道や凍結した滑りやすい路面を低速で
走っているときに起きやすい。凹凸のある路面やETC直前にあるペイントした路面がぬれた状況の場合でも
注意が必要だ。
Q 原因は?
A 滑りやすい路面でブレーキをかけ、タイヤがロックし車体が滑らないようにする「アンチロック・
ブレーキシステム(ABS)」のプログラムに問題があった。HVには、停止エネルギーで電気を発電する
回生ブレーキと、従来の車と同じ油圧ブレーキが搭載されているが、ABS作動後に油圧ブレーキへ切り
替える際に「抜けたような状態」になる。
Q 修理していない状態で危険はないのか。
A トヨタではブレーキを強く踏み増せば、安全に停止できると説明している。
Q リコールの対象となる車は?
A プリウスは、昨年4月20日から今年1月27日に製造されたものが対象。レクサスHS250hは、
昨年6月10日から今年2月8日まで、SAI(サイ)は、昨年10月2日から今年2月8日まで製造された
ものが対象だ。
Q ユーザーはどうすればいい
A 販売店を通じてリコールの通知が届く。すてべのトヨタ系列で対応してくれるので、最寄りの店に持ち
込めばいい。プリウスは10日から、レクサスとサイも準備が整い次第、修理に応じる。修理はABS制御
プログラムを変更するもので、変更後のチェックなども含めて約40分で終了する。
※続きます。
産経msnニュース 2010.2.9 19:22
URLリンク(sankei.jp.msn.com)