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★今度のブーメランは「箇所付け」 民主と公共事業と選挙戦略
・<テレビウォッチ>民主党が進める「個所付け」の評判が芳しくないようだ。どこの公共事業に
どれだけ予算をつけるかを示したものが「個所付け」。
都道府県連の陳情を党本部の幹事長室で一元化し、それを政務三役などに上げて「個所付け」する。
陳情を精査するのは幹事長室の主で、赤江珠緒は「小沢幹事長の切り札になるかもしれません」と言う。
陳情要望マニュアルには、民主党支持かどうか、選挙に協力的かどうかなどを記載する旨、
注記されているようで、「踏み絵の要素が入っていると指摘する向きもある」(所太郎リポーター)。
既に出回っている「個所付け」表では、夏の参院選で民主党の苦戦が予想される地区に手厚く
配分してあるという。
三反園訓(テレ朝コメンテーター)は「あまりに露骨で、やり過ぎと言う民主党議員もいる」と話す。
番組コメンテーターの若一光司(作家)は、10年ほど前、鳩山由紀夫代表時代の民主党が、
(個所付けは)省庁で決めるのではなく、国会の場で議論してコントロールすべきだと主張
していたとし、「それがこういう状態になっている。このギャップは何なのか」と怒る。
ゲストの荻原博子(経済ジャーナリスト)も「私たちが民主党を選んだのは、集めた税金をムダに
使わない、弱者の底上げをするという理念に共鳴したから。なぜ選挙のために使われるのか、
怒りを覚える」と述べる。
「地方分権を進めた方がいい」(小木逸平)、「国会議員の数をもっと減らしていい」(赤江珠緒)、
「(大阪府知事の)橋下さんの言うとおり」(三反園)が、番組の結論だった。
URLリンク(www.j-cast.com)
※テレビでは、凍結された公共事業が復活した例が紹介されていました。