10/02/08 10:06:20 0
(>>1のつづき)
09年に激減したのは、世界的な不況で、国内工場が得意な日米欧向け中心の高級車種販売が
冷え込んだためだ。ただ、景気が上向いても国内生産は簡単に戻りそうにない。二輪販売が
伸び続けるアジアで、より上位機種が売れ始め、現地での生産機種の「高級化」が進んでいるからだ。
ホンダは中国から20万円前後の50ccと110ccのスクーターを輸入しているが、年度内にも排気量
125ccの輸入もタイから始める。
川崎重工業は、タイから輸入した「Ninja250R」(250cc)の販売を08年に始めた。
各社はそれでも「世界の工場の指導役」として、国内工場を存続させる方針だ。
ただ、ヤマハ発動機の戸上常司社長が「国内生産は今後、戻っても能力の半分にしかならない」と
見通すなど、更なる生産能力圧縮も検討する。(以上)