10/02/06 22:41:12 LkqC6o5o0
>>680
809 :名無しさん@八周年:2008/04/23(水) 00:26:58 ID:InmcvQnbO
「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、
他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。」
国連において死刑廃止を求める決議が採択された以上、死刑の強行は日本国憲法の理念の大前提に反する行為である。
逆に言えば他国も日本の現行の立場を無視できないよね?
あと、この前文規定は法的拘束力はありません。これは最高裁だけでなく存置論廃止論関係なく共通の認識になっていると思います。
それに引用前文からは日本はあくまで『他国』との関係を無視できないのであり、国連は『他国』ではありませんよね。
日本国憲法が国連に期待をしているのは9条関係が専ら。即ち防衛についてです。
これについても憲法制定時の資料やGHQの資料などから明らかですよね。
そうすると、国連決議に従わないことは9条関係においてはコアセルの立場からすれば憲法が国連決議に反することはありえても、
死刑決議については国連が『他国』ではない以上尊重する必要ないとも言えますね。