10/02/07 11:35:51 AtX4Dzhp0
全4章 その1
差別的言動について、その是非を判定するのは、結局のところ、人間の「 心 」で決めるしかない。
だが人間の「 心 」を「 法 」で定義し明文化するなんて、できるものでない。
人間には個々それぞれの「 思想信条 」があり、・何が差別? ・何が人権侵害?
それを判断する“ 尺度・基準 ”が個々それぞれの「 心の中 」に存在している。
決して万人に共通する「 ひとくくりにされた差別の定義 」はない。
それぞれの人間には、それぞれの“ 尺度・基準 "があり、個々それぞれに「 何が差別か?」を判断する。
だから、ある特定の人達だけが主張する“ 尺度・基準 " だけを根拠に法制化し、
それをもって「 差別 」を判断するような、そんな「 心の法律 」を作るなんて とても無理で、
そもそも人間の「 心 」とは そういうものだ。
それでも、ある特定の人達だけが主張する“ 尺度・基準 "だけで「 法制化 」し、
その他大勢の人間の「 心 」を計量しようとすれば、
結局は、その人間の「 心 」を外に引きずり出してしまうことになる。
無理やり『 心 』を外に引きずり出そうとすれば、被疑者の『 心 』はズタズタにされてしまう。
人間の『 心 』を他者が計量するなら、せめて、それは宗教の聖書とか経典に書かれてるような信仰心によって、
「 差別行為 」に対する" 懺悔の償い "を、その人間の『 心の中 』で悔い改めさせるしかない。
もちろん、その人間が悔い改め、懺悔するにおいて、その" 裁き " に立ち会えるのは、言うまでもないが、
その人間が信じる唯一の『 神 』だけとなる。
だから、この「 法案 」は、いささか罪深い人間の『 傲慢 』なるが所以の所業。
続く