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明石歩道橋事故の起訴議決を受け、全国で初めて検察官役として
起訴や公判を担当する3人の指定弁護士が4日、記者会見に臨んだ。
今後、検察側が4回に渡って重ねた不起訴処分を覆すための補充捜査や
立証作業にあたらなければならず、責任の重さを意識する発言が相次いだ。
主任の安原浩弁護士(66)は芦屋市の事務所で活動。
裁判官時代は刑事裁判の担当が長く、弁護士転身後は裁判員裁判の被告側弁護にも就いた。
「困難があるというのは百も承知」と前置きし
「議決は重い。全力を尽くして審査会の願いをかなえたい」と強調した。
中川勘太弁護士(37)は神戸市中央区の事務所に所属。
NPO法人「ひょうご被害者支援センター」理事を務めるなど、被害者支援に取り組んできた経験から、
「補充捜査など公判を維持する体制を整え、検察官としても被害者支援をしていく」と決意を語った。
同区に事務所を置く長谷部信一弁護士(31)は、
宝塚市長(当時)らによる贈収賄事件をはじめとする大型刑事事件の弁護を担当。
歩道橋事故では審査補助人として議論を見守ってきた。
「審査会は、感情に流されるのではなく証拠を積み上げて判断してきた。
裁判でも裏付けを十分検討していきたい」と話した。
(霍見真一郎)
(2010/02/05 00:04)
神戸新聞
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