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シンクタンクの(株)矢野経済研究所は2月4日、「パチンコ経営企業総覧2010年版(東日本版・西日本版)」発刊
(1月29日発刊)に伴い調査結果サマリー(要約)を発表した。
それによると、09年12月31日現在の全国のパチンコパーラーは前年同期比2.7%(349店舗)少ない
1万2368店舗、経営企業数は同1.7%(77社)減の4303社。
経営店舗数別の内訳は1店舗経営(55%)、2店舗(19.5%)、3店舗(9%)、4店舗(4.4%)、
5〜9店舗(8.4%)、10〜14店舗(1.7%)、15〜19店舗(1%)、20店舗以上(1%)。
売上規模別では10億円未満がもっとも多く全体の15.6%。次いで10〜20億円未満の15.1%、
50〜100億円未満13.1%、20〜30億円未満10.8%と続く。1000億円以上は0.8%。
設置台数別では、「250〜299台」の13.7%がもっとも多く、「200〜249台」の13.6%が続く。
1000台以上の大型店舗は年々増加し、09年末は148店舗だった。1店舗あたりの
平均設置台数は374.6台。パチンコ機平均は261.2台(前年同期比19.3台増)、パチスロ機平均は112.4台(同8.8台減)。
低貸玉営業店は09年末時点で6241店舗。前年の1049店舗から一挙6倍近く
増えたことを報告している。導入率がもっとも高いのは徳島県の77.8%。石川県(72.6%)、
北海道(71.3%)、香川県(71.1%)が上位に並んでいる。対して導入率がもっとも
低かったのは福岡県の27.9%。以下、高知県(31.5%)、東京都(32.5%)、神奈川県(34.5%)と続いている。
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