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両前足が欠けたアカウミガメ「悠ちゃん」の人工ヒレ開発プロジェクトがスタートして3月で
1年になるのを記念して、美波町日和佐浦の日和佐うみがめ博物館「カレッタ」は6日、
企画展「がんばれ!悠ちゃん」を開く。28日まで。
これまでに装着テストをした人工ヒレの試作品を展示。6月に開発されたステンレス製の1号モデル
(1250グラム)から、発砲ゴムやメッシュ状のポリエチレンなどを使用して軽量化した5号モデル
(350グラム)まで5点。これら人工ヒレは、海亀のぬいぐるみを使って装着体験もできる。
また同町の赤松小学校5年の高原陽夏(はるか)君(11)、4年の岡本雄君(10)が写真と
イラストでまとめた悠ちゃんプロジェクトの歩みや、人工ヒレ開発のアイデアも紹介している。
悠ちゃんは甲羅の長さ74センチ、体重68キロの雌で20歳前後とみられる。2008年6月、
紀伊水道で保護された。日本ウミガメ協議会が人工ヒレの開発を計画。現在はヒレ装着時にできた
両前足のけがの治療中で、同館の温水槽で飼われている。
豊崎浩司館長は「悠ちゃんを通じ、絶滅が心配されている海亀について考える機会にしてほしい」
と話している。
[徳島新聞]2010/2/5 10:21
URLリンク(www.topics.or.jp)
【写真説明】人工ヒレ開発が進んでいるアカウミガメの悠ちゃん=美波町の「カレッタ」
URLリンク(www.topics.or.jp)