10/02/04 19:41:25 P BE:1077862649-2BP(294)
検察の大敗北である。
東京地検特捜部は足かけ1年にわたる捜査で、小沢一郎・民主党幹事長を「不起訴処分」
にする見通しだ。
第一線の検事たちがいくら地団太踏んで悔しがろうと、立件できなかったからには、
水谷建設からの「1億円闇献金」証言も、小沢氏の地元・岩手の胆沢ダム工事をめぐる
”天の声”問題も、すべて法的にシロという結論になる。
特捜部は、小沢捜査からの撤退を迫られる。現場の検事には「脱税容疑で捜査継続する」
との強気な声もあるが、最高検がひとたび“撃ち方やめ”の判断を下した以上、検察一体の論理
からいって、特捜部が独断で次なる捜査に乗り出すことはありえない。
「検察首脳部と鳩山政権との間で、手打ちは終わった」(民主党議員)というのが真相だろう。
そればかりか特捜部には、「確たる証拠もないまま1年近く重箱の隅をつつくように小沢氏の
政治資金収支報告書の不備をほじくり返し、政権交代を妨害した」という汚名だけが残る。
こうなると、最大の犠牲者は政治資金規正法違反で逮捕、起訴される石川知裕・民主党代議士
ではないか。水谷建設からの闇献金が“なかった”のであれば、石川氏はこれまでの
自民党政治家なら収支報告書の訂正で罪にも問われなかった程度のミスで、事実上、
政治生命を断たれたからだ。
URLリンク(www.data-max.co.jp)
2に続く
依頼