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静岡県焼津市の食品メーカーや商工会議所は、名物の「黒はんぺん」の県外への
売り込みに乗り出す。黒はんぺんを使った新メニューを提案するほか、
保存性が高い新商品を開発する。商議所は「焼津水産ブランド」の商品として
販促を後押しする。販売価格の低下が続くなか、県外の知名度を高めて地場産業をてこ入れする。
焼津市内に６社ある専業メーカーの最大手、山徳食品（塩沢一徳社長）は、
大手外食チェーンに、黒はんぺんのフライを使ったハンバーガーやホットドッグなどを
提案する。業務用はんぺんフライをパンと組み合わせて商品化し、
コンビニエンスストアやハンバーガー店での販売を目指す。
わさび漬け入りのパック商品を首都圏で拡販する。行楽先で気軽に食べられる
食品として大手スーパーなどに提案する。現在３割程度の県外の販売比率を、２～３年内に５割まで高める計画だ。
かねいわ商店（伊藤巌社長）は急速冷凍技術を用い、通常５日程度の
賞味期限を３カ月間まで伸ばした。保存性の高さを売り物に、
売り上げの２％以下の県外販売を数年内に10％以上に増やす。
すり身、いやソーウ
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)