10/02/02 12:25:00 0
・名古屋市熱田区六番一の国道1号交差点で1日未明、乗用車が歩道に突っ込み、男女3人を
はねて死亡させたひき逃げ事件で、放置された高級車「セルシオ」の車内から、車上狙いに
使われる工具類などが見つかったことが、愛知県警特別捜査本部などへの取材で分かった。
同本部は、逃げた男女3~4人が窃盗などの犯罪グループにかかわっていた疑いもあると
みて捜査。グループ関係者とみられる男1人について、窃盗容疑で事情を聴いている。
捜査関係者によると車内から見つかった携帯電話の持ち主は、通話履歴から、同県小牧市に
住む30代前半のブラジル人男性と判明。男性が事故当時、乗車していた一人である可能性が
あるとみて行方を捜している。
車内からはほかに、薬物の分量を確認するのに使われる電子秤(はかり)、違法薬物なども
見つかった。
事故発生前の県警自動車警ら隊によるセルシオの追跡は、途中からパトカー2台で行った上、
さらにもう1台が行く先で待ち構えていた。計3台のパトカーでセルシオを挟み込んで職務質問を
するつもりだったが、その前に振り切られていた。
同隊によると、追跡中の2台のパトカーは名古屋市瑞穂区牛巻町の交差点の信号待ちで、
それぞれセルシオの真後ろと右斜め後ろに停止。さらにもう1台が進行方向の約1キロ先の
交差点で待機していた。
だが、セルシオは信号が青になると急に左折して猛スピードで逃走。2台は赤色灯をつけ、サイレンを
鳴らす緊急走行で約500メートル追い掛けたところで、振り切られたという。
逃げた男女らが乗っていたのは、盗難車に別のナンバープレートを取り付けた車両だった。
名古屋市熱田区のひき逃げ事件の現場では1日、色とりどりの花束が2カ所に置かれていた。
3人組の若い女性は真っ白な花束を供え、しゃがみこんで泣きじゃくった。(>>2-10につづく)
URLリンク(www.chunichi.co.jp)