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新聞・テレビは検察組織が動かなければ、小沢の負の側面に触れようとしない。
それは記者クラブの横並び意識という以上に、実は小沢を筆で裁けない理由がある。
小沢は、テレビ局の杜撰な組織を利用して、不透明な金脈を築いていたのだ。
'91年、小沢の地元・岩手県水沢市(現・奥州市水沢区)にフジテレビ系列の
ローカル局「岩手めんこいテレビ」が開局した(5年後、盛岡市に本社移転)が、そ
の株主が問題だった。設立時の資本金は25億円、発行株式総数は5万株。1株
の額面金額は5万円だ。私の手にある'96年の同社営業報告書によると、株主の
数は54人。うち小沢の選挙区(岩手4区)に住む個人株主は10人存在した。それ
ぞれ3%、1500株を所有しているとされるから、1人あたり7500万円、総額7億5000万円に上る。
ところが、彼らに取材をすると、
「小沢事務所から『株主になってくれ』という要請を受けたが、その時点で金額がデカ
過ぎて話から降りたはずだ」
など、自身が株主になった認識はないとの答えが返ってきた。要は、小沢事務所が
7億5000万円分の架空株主を生み出した疑惑が浮上したのだ。
では、その株はどこへ消えたのか。その解につながる証言は、最近になって手に入った。
1月13日、鹿島建設と小沢の事務所に東京地検特捜部の強制捜査が入った日、小
沢に20年以上仕えた元秘書の高橋嘉信が、私にこう語ったのだ。
「小沢先生は、めんこいテレビの株を30%所有していたよ」
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