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三重県紀北町の海岸で、岩場に自生している
ひじきの収穫が最盛期を迎えています。
熊野灘に面した紀北町の海岸では、ひじきが
岩場一面に自生していて、毎年、冬から春にかけて地元の水産業者が収穫しています。
収穫作業は今、最盛期を迎えていて町内の紀伊長島地区の岩場では、
水産業者たちが腰まで水につかり、３０ｃｍほどの長さに育ったひじきを鎌で刈り取っていました。
刈り取ったひじきは、釜ゆでにしてから２日間、
天日に干して乾燥させ、県内の土産物店などに出荷しています。
水産業者の西信広さんは「去年の１２月ごろまで水温が高い日が続き、
ひじきの成長が心配されましたが、今年に入ってから水温が下がって、順調に育っています。
今は新芽が育っている時期で、柔らかく、とてもおいしいので
多くの人に食べて欲しいです」と話していました。
紀北町でのひじきの収穫は、潮がひく日を選びながら５月ごろまで続けられます。
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